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突然ですが…皆さんに一つ聞いてみたいことがあります。
次の会社に共通しているものは何でしょうか?
au、楽天、ソニー、セブンイレブン、イオン
もうおわかりですよね。みんな銀行を持ってます。
なぜ、銀行を持ってるのでしょうか?
理由はいろいろあると思います。
- ネットの普及で設立コストが安い
- ATM手数料が稼げる
- すでに顧客基盤がある
- 顧客利便性も上がる
- ブランドイメージも良くなる
一番の理由はマーケティングではないかと思います。
何と言っても、一人一人のお金の流れがわかります!
さらに、これらの会社はクレジットカードも発行してますから、その情報とつなげれば、どこで何をしてるかがまるわかりです。その情報は、起業家のみなさんも喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか?
いきなり横道にそれましたけど、何が言いたいかというと・・・
銀行はあなたの会社をよく知っているということです。
よく知っている相手と上手に付き合いたければ、起業家のみなさんも銀行を知ることが大事だと思います、銀行を知って、お金を借りるときのコツをつかみませんか??
今回は銀行からお金を借りる時のコツを助っ人さんの記事からまとめてみました!
◆お金を借りるときのコツ <part1>
起業家にとって、銀行とはどういう存在でしょうか?
- お金を貸してくれる存在
- アドバイスをくれる存在
大まかに言うと、この2つでしょう。
<お金を貸してくれる存在としての銀行と上手に付き合うために>
例えば、みなさんの学生時代を思い出してください。どうしても今月ピンチでお金が足りない。家賃が払えない、光熱費が払えない。デート代がない…そんな時はどうしますか?
多くは友だちに借りますよね。
その時、たくさんいる友達のうち、誰から借りますか?
当然ながら、お金をたくさん持ってる友達から借りるかと思います。
実は銀行も同じです。
銀行は支店によって、融資限度額、つまりお財布の大きさが違います。
田舎の銀行は出張所や行員の少ない小規模店もたくさんあります。近くだから便利ではあるものの、お金を借りるのであれば、電車や車で移動して大きな駅にある支店などに相談しますよね?
例えば3000万円借りるとしても、財布が5000万円の支店と、1億円の支店とでは、どっちが借りやすいかは一目瞭然です。
起業家のみなさん、お金を借りるなら、近くの支店より、ちょっと離れた大きな支店!
に行ってみましょう。
◆お金を借りるときのコツ <part2>
次は、その逆で、あなたにお金を借りにきた友達がいるとしましょう。
あなたは1万円貸すのに、担保を取りますか?
(まあ、普通は取らないかと思いますが…)
なぜ担保を取らないのか?
信用してるからです。
それでは、なぜ銀行は担保を取るんでしょうか?
信用してないからです。
そうです。銀行は基本的には信用しないんです。特に起業間もない会社に対してはその傾向が強い。だから銀行に信用させないといけないんです。
<じゃあ、銀行にどうやって信用してもらうの!?>
一番はあなたの会社が儲かっていることです。これ以上の信用はありません。でも、それは当たり前ですよね。先ほど、銀行はあなたの会社を知っていると言いましたけど、細かく言うと、主に過去のこと、これまでのことを知っているということです。
これから先、起業家であるあなたが
・何を考えているのか?
・目標は?
・そのやり方は?
・その根拠は?
などを自らの口で説明することが何よりの信用になるんです。
具体的には、年に1回、必ず経営計画を説明に行きましょう。銀行に言われて作ってるようでは信用してもらえません。さらに付け加えると、進捗も毎月報告しましょう。試算表を持って。毎月が難しければ3ヶ月に1回でもいいです。
自ら銀行に足を運ぶことが何より大切なんです。
そうすれば、銀行もお金の貸し手として安心しますし、みなさんにとっての2つ目の存在、アドバイスをくれる存在としての銀行がさらに機能することにつながります。
どうせだったら、銀行を上手く使いこなしましょう!
起業家のみなさん、銀行には来てもらうんではなく、自ら行きましょう!
◆お金を借りるときのコツ <part3>
銀行を例える話として、「晴れた日には傘を貸し、雨が降ったら取りあげる」という話があるかと思います。
みなさんは、『晴れた日に傘を貸し』に来てもらった経験はありますでしょうか?
もし、あったと(あると)すれば、その時どうしますか?
「まあ、貸しに来てくれたということは、うちの会社も認められたってことかな。ちょっとつきあうか~」と言って傘を借りますか?
そとも、
「まだまだ、そんなお付き合いをするレベルには無い!」と断りますか?
銀行と上手につきあうには、どっちが正解なんでしょうか?
正解は、「どっちも正しいし、どっちも間違い」です。
(すいません。こんな答えで、お許しください。)
ただ、ちゃんと理由はあります。
傘を借りるにあたっての条件が良ければ、借りてもいいでしょう。例えば金利負担に見合う、各種手数料(振込だったり、インターネットバンキングの手数料など)の減額などです。
あと、傘を借りるにあたっては担当の営業マンではなく、必ず支店長に挨拶をするようにしておきましょう!
晴れた日にお願いに来るということは、銀行の支店全体が営業成績が苦しい時です。そういう時に支店長の方の心象を良くしておくのはその先の関係を続けるうえでも大きいかと思います。
当然、全くメリットがないのであれば、断りましょう!
(銀行の支店長も交代することも多いです)
起業家なら、晴れた日に傘を借りる時は、ビジネスライクに!
いかがでしょうか?
スタートアップ間近の企業には直近では関係のない話かもしれませんが
いづれ必要なフェーズも出て来るかと思います。
こういった話を頭の片隅にでもと置いておくと、いざという時に助かることも多いかと思います。
今後もこういった情報も含めて発信していきたいと思います!
※本記事の提供元はこちら
【参考/参照】
◆助っ人
上手な銀行との付き合い方マニュアル(お金を借りるにはコツがあった!?)
投稿者プロフィール
- パラレルキャリア通信編集部です。主に複業(副業)の方向けの記事を書いていきます。ノウハウ記事をはじめとして、実際に一歩踏み出せるための記事も提供していきます。