確定申告と副業/複業 ~ではどうすればいいの?~

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(出典:ぱくたそ)

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これまで

「確定申告ってしないといけないの?」
「確定申告のメリットって?」
「確定申告したら副業/複業がバレる?」

という話について触れました!

確定申告と副業/複業 ~そもそもしないといけないの?~

確定申告と副業/複業 ~することのメリットは?~

確定申告と副業/複業 ~会社にバレる…?~

 

 

確定申告ってどうやるの? 具体的な手順は?

いざ「確定申告をしよう!」という段階になっても、これまで経験したことのない方の場合、具体的にどうすればいいのかわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?いざやってみれば、それほど難しいことではありません。しかし、やはりこれからはじめて申告をする方にとっては、不安も決して少なくないはずです。

 

そこで、ここでは確定申告の具体的な手順についてお話してみたいと思います。これからはじめて確定申告をする…という方は参考にしてみてください。

 

 

 

◆確定申告で用意しなければならないものは?


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(出典:pixabay)

まず、確定申告の際に必要なものについてチェックしてみましょう。もちろん、所得の形によって必要なものは異なりますが、基本的には以下のようなものが必要となります。

 

 

<源泉徴収票>

給与所得があり、源泉徴収を受けているのであれば、必ず必要となります。あなたの収入を証明するものの一つであり、年初あたりに会社の総務担当や経理担当から回ってくるはずです。きちんと、保管・用意しておきましょう。
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<証明書や領収書>

控除を受けるために必要となるものです。

◇盗難などの事故にあったという方の場合は「事故証明書」

◇医療費控除を受ける場合はその「領収書」や「明細書」(様式はネットからダウンロードできます。)なども必要となります

◇住宅借入金特別控除の場合は

  • 金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書
  • 土地・建物の登記簿謄本
  • 売買契約書または建築請負契約書

◇寄付金控除の場合には寄付先が発行・郵送してくれる「寄付証明書」

が必要になります。

 

医療費の明細書づくりは、確定申告の時期にまとめて作るとなるとちょっと大変ですね。日頃から少しずつ記録しておくことがポイントです。昨年分はもう手遅れかもしれませんが、今年からは日頃から記録しておく習慣をつけましょう。

また、住宅借入金特別控除を受ける場合には提出する書類が多いのが特徴ですが、「金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書」は金融機関から郵送されてきますし、その他の書類は新築や中古だと購入時に不動産屋さん等から受け取っているはずです。
※どこにしまってあるのか、早めに確認しておきましょう。

 

基本的にはこれらを用意すれば、確定申告をすることはできます。

しっかりと1年分のものが揃っているのかを確認しておきましょう。

よくあるミスなのですが、領収書や証明書が前年や翌年のものとなっており、控除を受けられない…ということがあります。しっかりと日付だけでなく年度も確認するようにしましょう。

 

 

<マイナンバーカード>

今年から確定申告書にマイナンバーカードを記載する欄が設けられました。確定申告をする際には税務署で本人確認をしなければならないのですが、マイナンバーカードがあればスムーズに本人確認ができます。

 

マイナンバーカードがないと、通知書(郵送でマイナンバーが記載されたペラペラの紙が届いたかと思いますが、アレです。以下参照。)や住民票の写しなどマイナンバーが記載されたものと、運転免許証やパスポートなど写真入りの本人確認ができる身分証明書が必要になります。

 

 

<通知カード>

ちなみに、写真入りの身分証明書がないという方は身分証明書として、「健康保険証と年金手帳の組み合わせ」などといった2点確認が必要になります。以下にまとめていますのでご確認を。

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いずれにしてもマイナンバーカードを受け取りに来てくださいという通知が来ていたら、早めに取りに行きましょう。

 ポイント

✔確定申告の際は源泉徴収票を忘れずに

✔各種証明書や領収書、明細書の準備も要チェック

✔マイナンバーカードもできれば用意しましょう

 

 

 

◆申告書の作成~ネットでも入手できる?


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(出典:pixabay)

 

続いては申告書の作成です。まずは申告書の様式を見てみましょう。
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なんだか難しそうですね。上記は数ページある確定申告書の1枚目に過ぎません。実際には根拠書類を貼り付ける台紙のページもあります。また確定申告書には得ている所得の種類に応じて何パターンか異なる様式があり、初心者だとどの様式を使って良いかすらわからないかも知れません。

なので、こう言ってしまうと、少し難しく感じられる方も多いかもしれません。

 

ですが、しっかりと要点をチェックすればそれほど難しいことではありません。

申告書は税務署でもすぐに受け取ることができますし、電話などでの郵送依頼も可能です。また、ネットで国税庁のサイトにアクセスすれば、そこから申告書を作成できます。サイトでは、パソコンなどの画面に直接入力しながら、申告書の作成もできるようになっていますし、記入方法などについても詳しく解説されていますので、はじめての方でも困るようなことはほとんどないでしょう。

 

それでも分からないというあなた!どうすればよいか。

それは、税務署に直接行って、担当者と一緒に作成すればよいのです。確定申告の受付がはじまると、どこの税務署も終わりに近づくにつれでどんどん混雑していきますので、ゆっくりと、分からないことなどを相談したいのであれば、早めに行くことが大切です。

 ポイント

✔ まずは国税庁のホームページを見ながら自力で頑張ってみましょう

✔自力で無理だと思ったら早めに税務署に相談を

✔還付の場合だと確定申告の受付時期が過ぎて税務署が空いているときに相談しに行くことも可能

 

 

 

◆申告書ができたら所轄の税務署に提出


 

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(出典:pixabay))

こうして申告書が完成したら、あとは所轄の税務署へ提出するだけです。今年の確定申告の受付期間は2月16日(木)~3月15日(水)となっています。

今日では提出の方法にもいくつかの形があります。忙しく、なかなか税務署へ行くことができない方の場合、郵送やオンラインのみで提出する…という選択肢を選ぶ方も少なくありません。

 

 

ですが、はじめて確定申告をするという方や、不安がある方は直接、税務署へ行って提出するのがおすすめです。目の前で税務署職員と一緒に書類などを確認しながら提出できますので、後に修正申告などが必要となる可能性をかなり低くすることができます。

郵送やオンラインでの申告は確かに便利ですが、ミスなどがあり、結局税務署に出向いて修正しなければならない…なんてことになれば二度手間です。

 

 

なので、最初は確実な方法を選ぶようにしてください。

 ポイント

✔ 慣れないうちは税務署に申告書を持ち込むのが無難

 

 

 

◆税務署への訪問は空いているときを狙え!


 

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(出典:pixabay)

確定申告の受付が開始すると、とにかく税務署は混雑するものです。比較的人口の少ない地方の税務署だって例外ではありません。駐車場もすぐに一杯になってしまいます。車で行く予定の方は時間に余裕を持つか、近隣のコインパーキングなどもチェックしておくようにしましょう。

さきほども述べましたが、申告の締切直前になるとさらに混雑することになります。なので、できるだけ早い段階で行くことをおすすめします。事前にしっかりと準備ができていれば申告そのものにはそれほど時間はかかりません。

 

 

しかし、申告のためには行列にならばなければなりませんし、もし、書類に不備などがあればまた最初から並びなおし…とか、場合によってはもう一度税務署に来なければいけないなんてこともあります。

 

 

ここまでの説明をもう一度読み直して、必要書類を今一度再チェックしてみてください。ちなみに、税務署にもよると思いますが、夕方ぐらいだと比較的空いている場合が多いようです。私は午前中の比較的早い時間帯に何回か行ったことがあるのですが、比較的ご年配の方々が長蛇の列をなしていて30分以上待たされました(笑)

 

 

なお、還付だけの申告でしたら、確定申告の受付時期が終わって税務署がヒマになった時期に申告しに行くというウラ技もあります。実は還付は5年間受ける権利があるのです。実際に私も、還付申告をしに確定申告の受付時期が終わったあとに行ったところ、行列に並ぶこともなく、担当者に申告書の間違いを親切・丁寧にその場で直してもらった経験があります。

もちろん、税金を払わなきゃいけないのに申告が遅れて滞納していたら、前述のとおり余計な税金を払うことになりますので、ご注意を!

 ポイント

✔確定申告はお早めに

✔必要書類が揃っているか最終チェック

✔夕方ぐらいは比較的空いている場合も

 

 

 

◆税務署ではさまざまな質問を常に受け付けてくれるんです!


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(出典:ぱくたそ)

さきほどから「税務署に相談を」と繰り返し言っていますが、もしかすると「税務署」という言葉に、「ちょっと堅苦しい…」とか「余計なことをしゃべったら税金を督促されるんじゃないか」といったイメージを抱いている方も多いかもしれません。

 

しかし、実際に行ってみるとそんなイメージをあっさりと覆されてしまうことでしょう。常に、確定申告をはじめとしてさまざまな税金に関する相談を受け付けてくれます。

もちろん、申告期限などについては、しっかりと守らなければなりませんが、事情を話せば意外と融通が利く部分も少なくありません。なので、確定申告をはじめとして、税金に関することで疑問や悩みなどを抱いているのであれば、一度税務署へ行って相談してみましょう。

 

すると、あらゆる税金に関する疑問をすぐに解決することができるはずです。

 ポイント

✔税務署職員も人間。親身になって相談に乗ってくれます!

 

 

 

◆確定申告はとっても大切!


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(出典:ぱくたそ)

ここまで確定申告とはどういったものなのか、そしてその具体的な手順までご紹介しました。これから確定申告に臨む、という方の参考になりましたでしょうか?

 

確定申告なんて、ただ面倒なだけ…そう考えていた方も多いかもしれません。実際に、それなりの手間はかかるものですし、シーズン中の税務署の混雑を考えただけで嫌になってしまう…なんて方も多いかもしれません。

ですが、確定申告の持つ意味や、することによるメリットまで考えると、あなたにとって大切なものであることも理解できるのではありませんか?

 

 

 

◆単なる作業ではなくあなたの1年を振り返る


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(出典:pixabay)

毎年、確定申告をすることによって、1年間の自分の働きぶりを振り返る良い機会である…このように考えることもできます。

もちろん、確定申告のための書類集めや、申告書作りは「面倒な作業」かもしれません。しかし、この書類の整理をしていれば、自然とそれまでの1年間のできごとについて考えることになりますね。

その中で、「ここはこうしていたらよかった」とか、成果報酬の割合が高い企業に勤めていらっしゃる方や副業をされている方であれば「来年はもっと稼ぐぞ!!」なんて考えることもできるはずです。

 

あなたも、確定申告の準備をしながら、さまざまなことを振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

 

◆確定申告をするのは当たり前!


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(出典:ぱくたそ)

しっかりと前年の所得を整理した上で、税金をしっかり納める…これは義務です。そして、それが社会への貢献にも繋がるのです。

税金を支払うことは、嫌なことかもしれませんし、人によってはかなり苦しいことかもしれません。ですが、その税金によって社会が動いている…そして、自分自身もその社会の中で生活していることを、強く意識する機会にもできるはずです。

 

なので、しっかりと確定申告をするのは当たり前のこと…こういった意識を持つことが大切です。

確定申告について、できるだけ簡単にご紹介してみましたがいかがでしたか?少しでも「確定申告は難しくて、面倒なもの」というイメージを払拭することはできたでしょうか?

 

あなたも確実に確定申告をして、また新しい年度へ向かいましょう。

 

 

 

※本記事の提供元はこちら

 

 

 


【参考/引用】
◆助っ人
「確定申告」って何?副業している人のやり方、バレるバレない、ポイント徹底解説2017年まとめ

投稿者プロフィール

パラレルキャリア通信 編集部
パラレルキャリア通信 編集部
パラレルキャリア通信編集部です。主に複業(副業)の方向けの記事を書いていきます。ノウハウ記事をはじめとして、実際に一歩踏み出せるための記事も提供していきます。
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