Iターン・Uターンする前に知っておくべきこと(お金・生活・仕事) ~背景・お金編~

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2016-8-25-chiho1

IターンやUターンという言葉は最近では聞いたことがある人は少なくないと思います。

Iターンは 「都心部で生まれ育った人が、地方の企業に転職し移住すること、 または直線的に都会から地方へ転居すること」 Uターンは 「都市圏以外の地方などで生まれ育った人が、市圏での勤務経験を経た後、 再び生まれ育った土地に戻って働くこと」 コトバンク

基本的にはどちらも仕事やキャリアというよりは
結婚、出産、育児などライフスタイルを重視した考え方を
優先している人が多い傾向にあるようです。

いつかは「田舎ぐらしがしたい、戻りたい」という話は
最近では良く耳にする話かと思います。

今回はIターン・Uターンをする前に気を付けておきたい
「お金」「生活」「仕事」この3つについて触れてみたいと思います。

 

 

まずは背景とお金の話から

 


◆そもそもIターン・Uターンの希望者って増えているの?

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内閣府が実施した世論調査『都市住民の農山漁村地域への定住願望』によると、
2005年調査に比べ2014年調査では農山漁村への定住願望が

30代:17.0%⇒32.7%
40代:15.9%⇒35.0%

へと伸びています。

 

またNPO法人ふるさと回帰支援センターが発表している
移住希望地域ランキング2015の中でも
相談件数大幅アップ、若者世代(20代~30代)が大幅増で、相談者の2/3が20~40代に。
という記載があります。

2015年は前年度の移住相談件数12,430件から21,584件と倍近くの伸びを見せています。
なかでもUターン希望者は25.5%(2014)→35.6%(2015)へと10ポイント増加し、
特に20代、30代のUターンが顕著に伸びているということみたいです。

どうやらIターン・Uターンの希望者は増えているのに間違いはないようです。

 

 

◆お金の話
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特に東京などの首都圏から地方移住をしようと思うと転職などが発生するケースがやはり多いので
なんといっても収入は気になるところかと。

当然首都圏と地方では平均収入が異なります。
*職種によって差はあります。

 

株式会社キャリアデザインセンターの運営する@typeでは
主要都市別のお金と仕事の格差マップを作っています。

それによると平均年収は
東京:614万円(全国1位)
愛知:537万円(全国3位)
大阪:523万円(全国4位)
宮城:469万円(全国15位)
福岡:436万円(全国23位)
北海道:404万円(全国32位)
沖縄:331万円(全国47位)

東京と福岡で平均年収の差が178万円もあります。
月給に換算すると約14.8万円。
大きな違いですね。

しかし、注意しなければならないのは年収だけを見てはいけないということです。
「家賃相場」「物価」この二つが大きく関わってきます。

例えば東京と福岡は平均年収の差は178万円ありますが、
福岡の家賃相場は3万円台、東京(23区)の家賃相場は7万円台もします。
物価でみても、物価指数が東京が108.5(全国1位)に対し、福岡は98.6(全国17位)
と家賃相場も物価も東京が高く、福岡は低いのがわかります。

 

なので、実際に転職して年収は下がったものの、使えるお金の幅が増えるというケースは
地方移住(転職)では珍しくありません。

家賃や食費などの一般消費にかかる固定費が物価が安い分下がるので
結果として暮らしやすいということもあります。

 

 

 

とは言え、都会とは仕事の職種(選択肢)が広いとは言えないので
必ずしもご自身の希望に合う仕事があるという訳ではありません。

悲観的になる必要も上記の「お金」の話から
わかるかと思いますが、まだまだ注意すべき点はあります。

次回は
「地域の文化・風習」「住まい」「仕事」
などの観点からU/Iターンについて考えてみたいと思います。

 

 


【参考/引用】

◆コトバンク
Iターン ビジネス用語集の解説

◆株式会社キャリアデザインセンター @type
主要都市別のお金と仕事の格差マップ

◆NPO法人ふるさと回帰支援センター
移住希望地域ランキング2015

◆NEVERまとめ
Uターン移住・転職の前に知っておくべき事【UIターンのお金、生活、仕事に関する注意点】

投稿者プロフィール

日比大輔
「やりたい」をもっと素直に実現したい!5年勤めたヘッドハンティング会社を16年7月に辞めて、現在は就活サポート・若手社会人のお悩み相談を受けています。新しい働き方のトレンドやまとめ記事など多種多様にブログで発信していきます。
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