目次
『フリーランス』という働き方はかつてないほど、注目を集めています。
そんな中で文系フリーランスの黒田さん主催のフリーランスナイトに参加してきました!

『フリーランス同士が繋がれる機会を作りたい』
そんな想いで始まったFreelance Night。
どんな集まりで、どんな事があったのか?
まとめてみました!
◆Freelance Nightって?

フリーランス600人の集合天才であり互助組織であるF
フリーランス同士で横のつながりをつくり、コラボレーションが生まれたらなぁ…
そんな想いで立ち上げられたのがFreelance Nightです。
※当日は100人のフリーランス/フリーランスを志す人が集まりました!
◆モデレーターは文系フリーランスの黒田さん
モデレーターはFreeLanceNowの発起人でもある文系フリーランスの黒田さん

エンジニアやデザイナーのような納品物のあるクリエイティブ職ではない、フリーランスとして生きられるのか?実際やってみたらどうなるのか?と実験的に取り組みをされている方です。
文系フリーランスって食べていけるの?
※こちらのメディアも必見です!是非ご覧ください。
サラリーマンとしての経験や、起業して社長として経営をされたのち、現在のようにフリーランスとして活動をされているパラレルワーカーでもあります。
◆様々なフリーランスの方々のライトニングトーク(LT)
当日は5人のフリーランスとして活躍されいてる方々のライトニングトークがありました!
【田島一希さん:PODCASTプロデューサー】

ホテルの専門学校を卒業後、総合ブライダル会社で勤務していた田島さん。
「会社での仕事にまつわるあらゆるストレスから解放される働き方ってないのかなぁ?」
そんな想いからフリーランスに転向。
・学歴関係なく、人生歴で勝負できる。
・履歴書が必要ない
・会社の事業部の枠にはまらなくていい
→好きな事業を起こせる
こんな所が田島さんにとって魅力だったそうです。
独立して2年未満。Podcast番組のプロデュース事業をメインに、デザイン・動画制作などにも取り組んでいらっしゃいます。事業開始して約半年で制作した番組は10番組にもなるそうです。
ゼロベースから始めた事業が発展して、独立するに至った経験などから発展して
最近では20代の働き方を考える番組や文系フリーランスの黒田さんと一緒に「N-worker」という新しい働き方の模索をするイベントなども手掛けています。
【川口美樹さん:日本人、世界の人の自己表現力を最大化する】

日芸出身の川口さん。実は4年間、芸能界で活動をされていました。
東日本大震災をきっかけに24歳の時に起業。表現活動のネックになるお金と時間をクリアするためにメンバーシップエコノミーに着手されています。また株式投資や事業投資も手掛けている方です。
川口さんは
「本当に」やりたいことの決め方
について話をしてくれました。
彼は2年前に大阪でビジネスに失敗して貯金が亡くなり、東京に戻ってきた過去を持っています。
しかし、その経験の最中に、自分自身の「使命」について気づきます。
芸能界の経験から、経営者や企業の人事担当者向けにプレゼンやスピーチ、ストーリーテーリングの講座などをされていた川口さん。普段と変わりなく大阪で演劇のワークショップをしていた時に、ある高齢の女性から『「50年生きてきて、自分がこんなに自己表現できる!」って知らなかった…』と声をかけてもらったそうです。
その時、自分は「日本人、世界の人の自己表現力を最大化するために生まれた!」
そう感じたそうです。
その時に、そこまで点でバラバラだったことが、1本の線になったそうです。
「本当はやりたいことは一つしかない」
これができないとAIなどに取って変わられる時代がすぐそこに来ているとおっしゃっていました。
フリーランスを志す人は特に考えてみて欲しいという話をしてくれました。
【伊藤和歌子さん:ひとり三役!会社員という枠にとらわれない働き方】

人事コンサル、採用支援などを手掛けるワミィ株式会社の伊藤さん。
①フリーランスとしての活動:採用支援(人事顧問のような形で)
②スタートアップ向けのカスタマーサクセス支援「サポレタリー」運営
※販売した後の導入支援について課題を持つ企業の支援
③ワイフワークとして人事とITのコミュニティ運営
などお一人で三つねの仕事をされている方です。
そんな伊藤さんからは
『フリーランスや複業したい人によく相談を受けるのは金の話』ということで
・自分の値付けをどうしているのか?
・まだサラリーマン的な働き方をしていませんか?
という話をしてもらいました。
「自分の値付けを考えよう」
前職でいくら?生活費はいくら?という話は一旦忘れるのが肝要とのこと。
そうではなく、顧客にもたらせる利益から計算すべきだと。
「フリーランスになった意味を問おう」
時間にコミットしているのであれば、サラリーマンの方がいいのかもしれません。その方が安定しますしね。
自分の価値を何によって提供するのか?を考えるべき。
こんな話を頂きました。
二つとも本当に大事なことですね。
【池田正樹さん:複数の会社にjoinしながら働くということ】

複数の企業に所属しながらはたらくデザイナーの池田さん。UI/UXをはじめ、web、CI、VIなどのデザインされています。
池田さんは端的に自分自身が重要だと思っている事をまとめてくれました!
複数の会社に所属すること=複数の責任をもつ
フルコミットではないけど、求められるアウトプットはそれぞれでかい。
でも100%以上の成果を出そうと必死こくと倒れそうになる。
だからこそ…
「完璧主義を捨てろ」
これがモットーだと。
複数コミットするのはさすがに難しいし、120%を全部求めると破綻すると池田さんはおっしゃいます。
また独自のルールも設けており、
即戦力になれないこと以外には必要以上にクビを突っ込まない
こういった己としてのルールやポリシーを持って働くこともフリーランスにとっては重要なんでしょうね。
【栗和田大輔さん:渡り鳥フリーランサーの可能性】

アピールが苦手な、けれども魅力的な商品を作れる日本企業の商品を世に広めることをミッションとしたデザインソリューションを提供するサイファーポイント社代表の栗和田さん。
実はご夫婦で「渡り鳥フリーランサー」の可能性を追求されています!
渡り鳥のように
夏は北海道
冬はフィリピン
春/秋は東京
といった感じで季節に応じて働く/住む場所を変えていく働き方/生き方を実践されていました。
フリーランスならではといった感じの生き方/働き方ですね。
現在では、この渡り鳥フリーランサーを広めるべく活動などもされいてるそうです。
などなど
色んなフリーランスの方がいるんだなぁと改めて認識することができました!
もっと各々の話を聞いてみたいと思っていますので、またイベントや取材記事などをそれぞれの方に申し込みたいなと思っていますので、乞うご期待を!(笑)
◆今後はどうなるの??

さて、華々しく初回を飾ったFreelance Night。
今後はどうなっていくのか?という所は皆さん気になる所だと思います。
黒田さん曰く目指したいのは…
「依存と自立」
一見対立するような言葉ですが、実は表裏一体の言葉ではないか?
と黒田さんは考えていらっしゃるようです。
ひとつの依存先では難しい…
で、あれば
依存の数を不特定多数にすれば変わるのではないだろうか?
依存できる先は昔に比べ、確かに増えています。
コワーキングスペースが仕事を取ってくるケースも最近では増えていますし、
仕事を紹介してくれているエージェント企業
仕事をシェアできるコミュニティ
などなど…
その依存先の一つになりたい
それが今後の目指していく姿だそうです!
また8月にも第二回目のFreelanceNightが開催される予定です!
FreelanceNight Vol.2 ~Beyond Freelance!!~
ご興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
- 「やりたい」をもっと素直に実現したい!5年勤めたヘッドハンティング会社を16年7月に辞めて、現在は就活サポート・若手社会人のお悩み相談を受けています。新しい働き方のトレンドやまとめ記事など多種多様にブログで発信していきます。
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