【好きなこと→シゴトに】無人島で生きるを学ぶ 梶海斗さん(28歳)

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(出典:pixabay)

好きなことをシゴトにしたい!

 

でも、難しそう…出来なさそう…

そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか?

 

その一方で好きなことを突き詰めていって、シゴトにしている人ってたくさんいますよね。

プロ野球選手、アイドル、サッカー選手、起業家…

 

ただ、そういう人達って雲の上の存在のような気がして、話を聞いていても

「あの人だからできたんでしょ」

って思ってしまうこともありますよね。

 

なので、パラレルキャリア通信編集部では

身近な存在で好きなことを突き詰めた結果シゴトにしている

そんな先輩にインタビューをして記事にまとめていきます!

 

 

 

第一弾はコチラの方!

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梶海斗さん(28歳)株式会社ジョブライブ 代表取締CEO

1988年11月15日生まれ。同志社大学卒業。2012年、株式会社リクルートジョブス新卒入社。求人広告事業の企画営業を担当し、2014年には年間1億を超える売上をあげ、MVP受賞。2015年からは同社の求人事業の販売代理店渉外として営業育成業務に従事。年間100名以上の営業を指導してきた。2016年6月末にリクルートジョブスを退職し、同8月、株式会社ジョブライブを設立。代表取締役に就任。

 

 

インタビュアーは…

 

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(全然関係ないですけど、私麦わら帽子とウクレレが似合う男なんですw)

パラレルキャリア通信編集部の日比がインタビュアーさせて頂きます!

 

 

パラレルキャリア通信
日比

本日はよろしくお願い致します!

無人島プロジェクト
梶さん

こちらこそよろしくお願いします!

パラレルキャリア通信
日比

梶さんはどんな事を突き詰めて、シゴトにされているんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

無人島プロジェクトです

パラレルキャリア通信
日比

む、

無人島…!?

無人島プロジェクト
梶さん

はい。学生時代から始めて今年で9年目になります。

パラレルキャリア通信
日比

これまた面白そうな事やってるんですね。今日はよろしくお願い致します!

 

 

 

無人島のきっかけ

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(無人島プロジェクトにて)
パラレルキャリア通信
日比

そもそもなんで無人島に行ったんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

もともと好奇心が旺盛なタイプで、大学生の頃に「みんなでキャンプしたいな~」と思っていたんです。でも、どうせやるなら「誰もやったことのないようなキャンプをしたい!」と思ったときに無人島の事が頭に浮かんだんですよね。たぶん、幼少期に読んだロビンクルーソーとか十五少年漂流記とかへの憧れがあったんだと思います。

パラレルキャリア通信
日比

夢見る少年って感じだったんですね。

無人島プロジェクト
梶さん

そうなんです。実際に行けるかどうかは分からなかったんです。なので最悪「どこかの島でキャンプすれば良いだろう!」という気持ちで、人口数10人ぐらいの小さい島に渡り、漁師さんを交渉してみたんです。

パラレルキャリア通信
日比

中々アクティブですね。島まで実際に行って漁師に交渉するとか。

無人島プロジェクト
梶さん

やってみるもんですね。実際に話をしてみたら「いけるよ~」って。「案外行けるもんやな」って思いました。

 

それで実際に行ってみたら最高に楽しかったんです!

 

タコや魚が採れたりするのも良かったんですけど、何よりも「共同生活」をすることが。

その時の感動が忘れられなくて、毎年「続けたいなぁ~」って思うようになったんです。だから最初は「誰かに楽しんでもらう!」というより、「自分が楽しかったから!」という想いが強かったんです。

 

またみんなで行きたいなと。

 

 

 

遊び→シゴトへ転換/きっかけ

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(去年始めてスタッフTシャツを作りました)
パラレルキャリア通信
日比

遊びからシゴトへと変わっていった「きっかけ」はどんな所にあったんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

毎年開催していく度に満足度が高くて「来年も行きたい、将来は子供を連れていきたい」ってどんどん思うようにもなってきたのと同時に「長いことやっている分、経験値もあるし、他にもやっている人もいない」という自覚もあり、ビジネスをやっていく上で「僕にしかできない要素が揃っているなぁ」と思っていたんです。

パラレルキャリア通信
日比

おお、すごい。いつ頃から思っていたんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

やり始めて、3年目か4年目の頃には思っていましたね。ただ、まだそのころは「もしかしたら?」という程度でどうしたらシゴトになるのだろうか?って考える程度でした。

パラレルキャリア通信
日比

実際にシゴト(ビジネス)へと変わっていったのはどの辺りですか?

無人島プロジェクト
梶さん

『シゴト』を何と定義するかどうかだと思うけど(「シゴトにする!」と意志を持ってやっているかどうかが、シゴトか遊びかの違いだとしたら)2年前のサービスを提供するという形になったタイミングだと思います。

パラレルキャリア通信
日比

シゴトとして始めた頃ってどんな感じだったんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

最初は正直言ってカツカツでした。開催して給与を払うべきスタッフ(運営を手伝ってくれるスタッフもいるので)に報酬を支払うと、とても自分が飯を食べている額の収入にはならなかったんです。

パラレルキャリア通信
日比

そうですよね、夏のシーズンに限られますもんね。

無人島プロジェクト
梶さん

そうなんです。利益は出るようになったけど、それだけでは成り立たないってのが最初の頃。

やっていく中でもどこまで収益を求めるのか?という所にも悩みましたね。

でも自分の中で「お金儲けたい!」からやっているか?と問われるとそれもまた違うんですよね。
※シゴトとしてやっていく以上利益が必要だと思うんですが。

パラレルキャリア通信
日比

好きなことをシゴトにするとそういうジレンマみたいなものは抱えがちですよね。

無人島プロジェクト
梶さん

そうなんです。でも無人島を中心に色々と派生させていけばいいんじゃないかなぁ~と最近は思っています。

パラレルキャリア通信
日比

というと?

無人島プロジェクト
梶さん

日本って6400も島があるんですよ。今やっている姫路(関西)以外でももっと色んな地域でやれるんじゃないかな?って考えたり、今は主に20代向けにやっていますが、多世代向けにやってみたり。それこそ旅行企画以外でもできるんじゃないかな?って思ってます。

パラレルキャリア通信
日比

色々考えていらっしゃるんですね

 

 

 

無人島と他の仕事の割合(折り合い)はどうしているの?

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(東京ドーム2個分の無人島を一周!)
パラレルキャリア通信
日比

梶さんは株式会社ジョブライブの代表取締役としても活動されていると思いますが、無人島以外の仕事との割合はどうしているんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

シーズンによって無人島と無人島以外の仕事との割合は異なりますね。

無人島以外の部分で言えば、法人の代表として会社の制度を整えたり、メンバーの事業が上手くいっているのかを見たり、一部採用のコンサルの仕事をしたり、新規事業を作ったりやることはたくさんあります。

当然夏がシーズンなので、半分くらいの時間は無人島の事をやっていますね。冬は3割ぐらいって感じです。

パラレルキャリア通信
日比

梶さんの中で理想の比率みたいなものはあるんですか?もっと無人島に割きたい!とか。

無人島プロジェクト
梶さん

基本的には半・半にしていきたいんです。冬などのシーズンオフは5割も割けていないのは、それを割くだけの収益構造を作れていないからなので、作っていきたいなと。

パラレルキャリア通信
日比

なんか意外ですね…。

「もっと無人島の比率を7割とか8割に!」って高めていきたいのかな?って思ってました。

無人島プロジェクト
梶さん

あ、そうですか?

「生きるを学ぶ」というのを今テーマとして無人島プロジェクトはやっていますが、自然の環境かでやるのが好きで、心が研ぎ澄まされる。日常的にそういうことをやっていたいと思うんです。

でもひとつの事ばかりやっていると視野が狭くなってしまうんです。

島の事ばっかりやっているとビジネスとしての感度が薄まってしまうと思っています。ローカルビジネスになってしまうことは個人的にはよくないことだと思っているんです。

パラレルキャリア通信
日比

無人島一本でいかないのは、そういう考えを持っているからなんですね。

無人島プロジェクト
梶さん

そうなんです。

田舎のアウトドアスクルールのおっちゃん・お兄ちゃんは素敵だとは思うけど、それだけで食べていくのって正直言って難しいと思っています。

変化に対応しづらいと思うんです。それに無人島プロジェクトも現場の運営を全部自分でやる訳にもいきません。

 

今年から2島同時開催なども控えているので、『無人島プロジェクト自体を運営していきたい!やってみたい!』という人も今育ていたりもします。

そういう意味では「好き」から始めてシゴトになって、今はその先のフェーズへと向かっているという感じですかね。

 

 

 

好きな事をシゴトへしたい人へ

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(無人島での一コマ)
パラレルキャリア通信
日比

色々お話頂きありがとうございます!最後に「好きな事をシゴトにしたい!けど中々できない…」って人に向けてメッセージを頂けますか?

無人島プロジェクト
梶さん

そうですね。やりたいことがない人は事業計画書とか作ってみて、何がなんでも「これできる!」って所まで詰めてみればいいと思います。結局やりたいことって自分の中にしか答えはないんです。これは僕自身の経験から言えることですね。

 

まずやってみて、自分に向いているのか?好きなのか?をジャッジすれば良い思います。

「野菜を食べた事がない人が野菜の味を分からない」

これと全く一緒だと思うんです。

パラレルキャリア通信
日比

なるほど、そうですよね。やってみないと実際自分がどう感じるのかって分かりませんよね。

無人島プロジェクト
梶さん

そう。まずやってみて、上手くいくかどうか?楽しいかどうか?

「やってみてどうだったのか?」

という部分を図らないといけないと思います。

パラレルキャリア通信
日比

無人島もそうだったんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

そうですよ。『無人島をビジネスにしたいのかどうか?』なんて最初はわかんなかったです。

ビジネスにしてみたい、シゴトにしてみたいって思った時に「無人島はできる!」と思ってはいましたね。

ただ、実際にやってみた時に「シゴトとしてやっていきたい!」と思えたんです。

 

やりたい事があるって人は言うまでもなくさっさとやってしまえばいいと思います。

パラレルキャリア通信
日比

でも中々勇気がいることだと思いません?

そんないきなりできるものなんですか?

無人島プロジェクト
梶さん

そういう意味では今の複業・副業のトレンドは良いことだと思いますよ。本業で安定した給料が入ってくれば、無理なくできますしね。自分も複業としてスタートさせていました。

事業運営・経営もしたこともないのに、いきなり起業!というのはやっぱりリスクあるなぁ~って思いますよね。

でもそれを言い訳にしていたらいつまでもできないと思うんです。

 

だから

まずは小さく始めてみること。

が大事かなと。

 

あとはビジネス(シゴト)にしなくとも活動を継続しているうちにいつかしたくなったタイミングでビジネス(シゴト)になっていくと思います。

 

 

 

梶さんが手掛ける無人島プロジェクト

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(無人島プロジェクトのHP)
パラレルキャリア通信
日比

なるほど~この度は貴重なお話をありがとうございました!

また無人島で新しいチャレンジをするときは教えてください!

無人島プロジェクト
梶さん

こちらこそありがとうございました!

そうですね、決まったらお知らせします!

パラレルキャリア通信
日比

最後に今年の無人島プロジェクトについて聞かせてください!

無人島プロジェクト
梶さん

宣伝の機会をありがとうございます。

今年も7月~9月の3連休に無人島プロジェクトを開催しています!無人島プロジェクトはサバイバル体験だけを提供している訳ではないんです。

 

去年は18歳~37歳までの男女が来てくれました。

何もない島で3日間共に過ごすという体験
生きるために協力しないといけないという体験

これまで9年間続いてきたのは「人生にない体験を提供できている」からこそ続いているんだと思います。

 

生きるを学ぶ。
生きる体験がずっと忘れない。
その中で出会った仲間が続いていく

それが価値だと思っています。

 

一人で来る人も多いし、理由は様々なんです。
・モリツキがしたい
・無人島って言葉に心躍った
・ひと夏の想いでを作りたい
・仕事を忘れたかった

 

どんな理由でもいいので、まずは飛び込んでもらえれればと思います!

参加して後悔した!なんて人は一人もいないので、一生忘れない体験ができると思います。

是非無人島で会いましょう!

 

 

無人島プロジェクトに参加する!

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

好きな事を突き詰めてシゴトへと発展させた梶さん。
そんな梶さんでも色んな事に悩みながらも行動し続けてきた結果として今の無人島プロジェクトがあるんでしょうね。

「まずは小さく始めてみる」という最後の言葉がとても印象的でしたね。

 

 

また次回以降も、好きな事を突き詰めてシゴトにした方へインタビューをしていきたいと思います!

投稿者プロフィール

パラレルキャリア通信 編集部
パラレルキャリア通信 編集部
パラレルキャリア通信編集部です。主に複業(副業)の方向けの記事を書いていきます。ノウハウ記事をはじめとして、実際に一歩踏み出せるための記事も提供していきます。
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