目次
- 1 約一年間やってきたフリーランスの活動を無期限活動休止(バンド風)
- 1.1 Q.ぶっちゃけフリーランスはどうだった?
- 1.2 A.はい。ぶっちゃけ相当大変でした。
- 1.3 Q.具体的に何が原因だったの?
- 1.4 A.まず、原因を箇条書きでリストアップしてみました。
- 1.5 Q.会社を辞めた時の貯蓄額が少なすぎた?
- 1.6 A.まず順番に①からお話ししていきますと…
- 1.7 Q.一度会社を辞めるとどういったデメリットがあるのかを知らなすぎた?
- 1.8 A.会社を辞めるとどんなデメリットが降りかかってくるのか僕は全くもって無知でした。
- 1.9 Q.23歳という年齢でのスタートは早かった?
- 1.10 A.次に③番ですが、これは簡単に言ってしまうと自分の身分が【23歳フリーランス】ということになったことに対しての世間の目は全員が暖かい目というわけではないということです。
- 1.11 Q.人生プランが浅はかだった?
- 1.12 A.④番に関しては、僕人生プランの話になりますが、今回フリーランスを始めたきっかけは起業する予定だったからです。
- 1.13 Q.全てを自分一人が背負うということに疲れてしまった?
- 1.14 A.最後の⑤番ですが、これは今回の無期限活動休止を決断するにあたっての最後のきっかけという感じですね。
- 1.15 まとめ
まず、最初に皆さんへのご報告としまして、KANEKO DESIGN WORKSとして
約一年間やってきたフリーランスの活動を無期限活動休止(バンド風)
することを決断しました。
今回の記事では、僕がこの決断をするまでの様々な失敗や問題に関してお話ししていこうと思います。
一人二役でインタビュー形式で進めていこうと思います。ここまでリアルなフリーランスの話はなかなか聞けないと思うので、お時間の許す限り、是非最後まで読んでいただきたいです。
※全部ぶっちゃけてるので金額など、すべてノンフィクションです。
Q.ぶっちゃけフリーランスはどうだった?
A.はい。ぶっちゃけ相当大変でした。
何もかも自由で楽しくやってるかのように見せてましたが、実際は本当に大変でした。自分で仕事を取ってお金を稼いでいき、今まで通りの生活を送っていく。
これが、どれだけ大変な事なのか、僕は正直甘くみてました。。
Q.具体的に何が原因だったの?
A.まず、原因を箇条書きでリストアップしてみました。
①会社を辞めた時の貯蓄額が少なすぎた
②一度会社を辞めるとどういったデメリットがあるのかを知らなすぎた
③23歳という年齢でのスタートは早まりすぎた
④人生プランが浅はかだった
⑤全てを自分一人が背負うということに疲れてしまった
ざっと、こんな感じです。
Q.会社を辞めた時の貯蓄額が少なすぎた?
A.まず順番に①からお話ししていきますと…
書いてある通りで、会社を辞めた時に手元に残っていた貯蓄額がフリーランスのスタートにしては正直少なすぎました。会社を辞めた後に最後に振り込まれたお給料の半分程(14万ほど)がスタート時の貯蓄額でした。
スタートしたばかりの時は既にありがたい事に案件をもらってたので、心配ないかと思ってたのですが、その額では少なすぎたと気付いた時にはもう遅かったです。ここから②番に繋がっていきます。
Q.一度会社を辞めるとどういったデメリットがあるのかを知らなすぎた?
A.会社を辞めるとどんなデメリットが降りかかってくるのか僕は全くもって無知でした。
まず、最初に飛んできた爆弾は【税金】です。
会社という親元を離れて独り立ちすると、社会保険など様々な保険が自分の身から外れていきます。その中でも特に破壊力のあった爆弾は【住民税】です。
これは前職での前年一年分の所得に比例して、かかってくる税金です。前年に稼いでいればいるほど、降りかかってくる額は大きいということです。僕の場合は8万6千円でした。。。
ここで気付く方は気付くかと思いますが、、。そうです。だから、スタート時の貯蓄額で14万程度というのは厳しすぎたということです。
住民税の他に国民保険料に自分のスマホ代やクレジットカード、僕の場合は実家へのお金など、合計すると毎月約20万近くの額が失われていきます。
※住民税は毎月ではありません。(確か3ヶ月に一度?)
この爆弾が飛んでくることを一切身構えてなかったので、スタート初月から親にお金を借りるという始末。。。
Q.23歳という年齢でのスタートは早かった?
A.次に③番ですが、これは簡単に言ってしまうと自分の身分が【23歳フリーランス】ということになったことに対しての世間の目は全員が暖かい目というわけではないということです。
自分の娘が結婚を考えている相手が23歳でフリーランスになったということを知った親はその人との結婚を反対するという流れが現実に起きてしまいます。
でもそれは、受け止めざるを得ないことだと思います。現代の世の中ではフリーランスという職種はまだまだ受け入れられにくく、世間に浸透していないというのが現実です。会社に入らず不安定な状況下で自分で職場というところに行かずに自分でお金を稼いでいるのがやはりどうも悪印象なようです。
この問題は僕にとってはかなり真剣な問題でした。そして、認めざるを得ない自分が情けなく見えてしまいました。
Q.人生プランが浅はかだった?
A.④番に関しては、僕人生プランの話になりますが、今回フリーランスを始めたきっかけは起業する予定だったからです。
ただ、①~③の問題に関してあまりにも甘く考えすぎていたので、とてもじゃないけど起業なんてできる状況ではありませんでした。
Q.全てを自分一人が背負うということに疲れてしまった?
A.最後の⑤番ですが、これは今回の無期限活動休止を決断するにあたっての最後のきっかけという感じですね。
毎月、自分で税金を納めて、毎月の支出と収入の管理をし、クライアント全員とのやりとりも自分で行い、作業自体ももちろん自分で行う。この全てを自分一人が行い、全ての責任を自分が背負う。
という事が徐々にストレスになっていき、最終的にフリーランスでいることに疲れてしまったのです。
まとめ
①~⑤までの問題を抱えた上で今回の決断に至りました。
今回のフリーランスに関してまとめると【反省】【失敗】という二文字に尽きる結果となってしまいました。
ただ、ありがたい事にたくさんの暖かい人たちに恵まれてとてもいい経験もさせていただきましたし、楽しいこともたくさんありました。結果は良くなったかもしれないけど、【後悔】はしてません。
結果的に面白い経歴になって、そのおかげで絶対に関われない領域の人達に興味を持ってもらえたり、普通の人ではできない経験もできましたし、1デザイナーでありながらも1ビジネスマンとしての経験も積めました。
この一年間に関わってくださった方々には感謝をしてもしきれません。本当にありがとうございました。また、今回の記事をここまで読んでくださった皆さんへも御礼申し上げます。ありがとうございます。
次の記事では今後の活動に関してや、転職ストーリーについてお話しできればと思っております!
投稿者プロフィール
- 東京デザイナー学院を卒業後、約2年半起業支援の会社にてデザイナーチームの立ち上げからリーダーを務め、WEBデザイン・ロゴ・名刺・DTPのデザイン・ディレクションを経験。その後23歳で独立しフリーランスとなる。独立後は周りの人にとても助けられ、順調なスタートを切ることができました。それらの経験を記事としてみなさんに届けられたらと思います!▶︎KANEKO DESIGN WORKS
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