僕が複業をしていた話

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今日はかなり個人的な話をしたいと思っています。
僕が複業をしていたのは、社会人4年目の2月く~社会人5年目の6月末までの1年4か月です。

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新卒で入ったヘッドハンティングの会社での業務の傍ら、終業後や土日などを使って、事業を進めていました。

 

複業(副業)に関する興味・関心の度合いって増えていると思いますが、
なかなかリアルな情報(実際どんな形でやっているのか?)はあまり表に出てきません。

そこで、今回は自分の経験をまとめてみました!

 

 

 

◆何故、複業をはじめたのか?


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(出典:ぱくたそ)

何故始めたのか?
と問われると…

「起業したかった、でもすぐにはできる自信はなかったから」

です。

 

実は新卒で入った会社で全く活躍できていませんでした。
合う合わないというものもあるのかもしれませんが、完全に自分の実力不足/努力不足だったと思います。

入社してから4年ほどは暗黒期間だったなと今でも振り返って思ってます。
(表面的には気丈に振舞っていたと思います)

 

ただ、もともと会社の事業や理念に共感したから入社したという訳ではなく

「将来自分自身が社会起業家になるか、社会起業家に弟子入りするか…を考える中で、ビジネスマンとして成長できる空間に飛び込みたい。その上で働く仲間や人が重要。」そう思って、会社を選んでいました。

 

だから苦しいことがあっても、「辞める」という選択肢はあまりなかったんです。
また、ヘッドハンティングというシゴトの中で優秀な人とそうでない人の定義などを法人営業で会う社長に必死にプレゼンしていたりもしたので、「自分自身が辞める=優秀でない人間」ということを認めてしまうのが嫌だったという気持ちもありました。

 

 

 

◆きっかけは大学時代の友人


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(出典:ぱくたそ)

複業をはじめた直接的なきっかけは大学時代の友人から「起業しないか?」って誘われたことです。

ちょうど社会人3年目の終わりの頃で
彼とは学生時代に一緒に学生団体とも立ち上げたりもしていたので、
「彼となら面白いことができそう」という気持ちもあり、一緒にやることにしました。

しかし、活動を進めていく中で頓挫してしまいます。

 

「僕自身に起業をするという覚悟が足りなかった」

というのが原因です。

 

ですが、ここを転機に自分の人生の方向が少し変わったのは間違いなかったと思っています。
実際に起業をしようと思って行き始めた起業塾で会社以外の人に接する機会も増えて、考え方も変わっていきました。

 

 

一旦彼とは距離を置いて、彼は自身で事業を起こして、先に複業としてやりたいことにチャレンジをしていました。
その一方で僕は起業塾に行って、学びを深めていたものの、特に何も活動することはありませんでした。

 

結局起業もしないまま、会社でのシゴトを続ける訳なんですけど、
相変わらず活躍することはできず、まだ暗闇の中を走り続けていました。

 

 

 

◆転機は同年代の子たちとの出会い


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(同世代「88世代」のみんなと)

社会人4年目の8月の休日
突然、一緒に起業しようとした大学時代の友人からLINEで「今日暇?」ってメッセージを貰いました。

何やら88年会という同世代の集まりがあるらしく、暇なら来て欲しい

という話だったと記憶しています。

 

普段から人と会ったりするのは好きだったので
「とりあえず行ってみるか」と足を運んでみました。

 

行ってみると、『88年世代の子たちで25歳の年にみんなで集まって夢を語ろう』というイベントをやりたいということらしく
そのプレイベントとして、実際に88世代を集めて、ディスカッションをしている所でした。

 

高校と大学を京都で過ごした僕にとっては
社会人となって、東京に出てきたものの、なかなか友達を作ることができませんでした。

会社のシゴトも忙しかったし、土日もシゴトしてたり、もしくは疲れて寝ていたり…
友達を作るといっても社会人になってからどう作ればいいのかもわからず…

そんな僕にとって、起業塾で初めて世界が広がり、また88年会を通して初めて色んな同世代の友人に会うことができて、また世界観が広がりました。

 

 

 

◆同世代で高卒の経営者と出会う


 

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(88の仲間)

社会人4年目の秋ごろには88会で出会った子たちとよく飲みに出かけていました。
その中でも、高卒で自分で事業をしている経営者たちの子(高卒でない人も)との飲む機会が最終的に僕を押し出してくれるきっかけなりました。

 

それまでの人生で同い年の高卒の人たちと出会うことなんてなかったんです。
僕がいった高校は大学の付属高校だったので、9割以上が大学にそのまま進学します。

また、会社の同期もみんな大卒でした。
大学の同期もほとんどが上場企業などに入社していました。

 

高卒、しかも経営者…

 

彼らは忙しく基本的には土日月の夜11時~12時時集合で朝まで飲み明かす…
というスタイルだったので、正直サラリーマンをやっている僕には付き合うのが大変でしたが

 

「やりたいことを一生懸命やって、大変でもそれで稼いで、生きたいように生きていく」

 

という彼らのスタンスが好きで、頑張って飲みに行ってました。
彼らと付き合っていくうちに

 

「本当は自分もそうやって生きていきたかったんだなぁ…」

 

と思い、それまで以上に外で出ていくようになっていきました。

 

 

 

◆やっぱり最後も大学の友人


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(隣が大学時代からの友人)

活動的になり始めた矢先、社会人4年目の冬に
一緒に起業をしようと誘ってくれた友人からもう一度「一緒にやらないか?」と誘ってもらいました。

 

僕としては非常にありがたい話でもあったのですが
前の失敗もあり、考えました。

 

しかし、結局のところ、「やる」という結論に達しました。

互いに1年離れてみて、彼は事業を作り、結果を出した(うまくはいかなかったものの学びの質/量は圧倒的)。一方の僕は起業塾に行ったり88世代の経営者と出会ったりして、視野は広がったかもしれないけど、直接的な行動はしていないため、実感値としての学びは少ない。彼とは差がついていると思いました。

 

僕としては

「今ここで行動しなければ、この先何も変わらない」

と危機感を頂き、「挑戦すること/行動すること」を決めました。
結局、最初のきっかけも複業をする最終的なきっかけも大学時代の友人でした。

 

 

 

◆では何故起業ではなく、複業だったのか?


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(出典:ぱくたそ)

冒頭でも触れましたが…

 

はっきり言うと最初に始めていた事業では

「食べていけるだけの稼ぎ」

が得られていなかったのが直接的な要因です。

 

もともと友人ともう一名二人で始めていたところに僕が加わった形だったんですが
三人が食べていけるだけの満足のいく売上は作れていませんでした。

また、やっている事業が社会にとって必要とされているのかもわからなかった…。

そこで「複業」からはじめて、「起業」できる段階まで来た時に起業しよう!と決めて活動をすることになりました。

 

なので、僕にとっての「複業」とは当時は起業のための一歩でした。

 

 

 

◆複業を経験した上で伝えたいこと


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(出典:ぱくたそ)

複業だから!という訳ではないですが

「やりたいことがあるならやってみればいい」

ということは遠回りはしてきた気がしますが、この5年、6年で学んだことです。
起業でもフリーランスでも、複業でも、転職でもなんでもいいんです。

 

自分自身がやってみたいと思うことにはどんどん挑戦していくのが一番だと思ってます。
複業(副業)は確かにトレンドとしては、今話題にもなっていますし、やってみたい!と思っている方も多いと思います。

ただ、現実としてはまだまだハードルがあるのも事実です。
そんな状況でもやれることから見つけてやってみるしかないと思います。

 

結局は「やってみないとわからない…」ということが大半です。
なので、なんでもいいんです。まずは行動することから始めてみて欲しいと思います。

 

 

 

僕としては、こういう貴重な経験もできたし、前職で人のキャリアに関わっている経験なども活かして「やりたいことをやってみたい、やりたい」って人達の支援/応援が今後もできればと思っています。

今後こういった生々しい個人的な事も発信していきますので、よろしくお願いします!

投稿者プロフィール

日比 大輔
「やりたい」をもっと素直に実現したい!5年勤めたヘッドハンティング会社を16年7月に辞めて、現在は就活サポート・若手社会人のお悩み相談を受けています。新しい働き方のトレンドやまとめ記事など多種多様にブログで発信していきます。
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