皆さん、こんにちは。
若手ふるさと起業家の遠藤です!
前回の記事では、ふるさと起業あるあるについて書かせてもらいましたが、今回は実際に起業(2016年9月設立)から約2ヶ月経て、どのような状態になっているのかを赤裸々に書きたいと思います。
もし、地元に戻って起業を考えている方がいれば参考にして頂ければ幸いです!
読みやすいように下の3点を軸に書いていきます。
1. 影響力
2. マネタイズ
3. “やりたいこと(ビジョン)”の達成度
1. 影響力
やはり、いち社員といち法人の代表とでは、その法人の実態に関わらず影響力は増します。
例えば、起業してからでいうと、東京にてメディアの方々や同じ志の持った方々向けのピッチであったり、仙台にてVC向けのピッチ、サービスやオンラインメディアでの露出があります。
あとは、学生の方と話すと尊敬の眼差しで見てくれるので、単純に嬉しいです(笑)
まだやっていることはフリーランスレベルで、まだまだ活動も小さく、他の人達を巻き込めていませんが、この影響力の増加は個人事業ではなく、法人として始めたからこそのものだと思っています。
2. マネタイズ
正直ぎりぎりです。。(笑)
ただ仕事はかなり増えてます。
福島ブースターでは、“福島の子どもたちにも、平等に優れた教育を受けることができる社会の実現”というビジョンをもとに福島の主に中高生を対象に、課題解決型人材育成を行う予定です。
ただ、直近では資金がなく、お金を借りるにも実績がないため、まずは売上を立てるべくWebサイト制作をしております。
東京から福島に来る際に、知り合いづてで1件だけ小さい案件を受注した状態で戻ってきましたが、2ヶ月たった現在では直近で対応しているのが5件、さらに見込みが10件ほどあり順調に案件数は伸びています。(人手がたりない状態、、)
しかし、これは創業あるあるだと思いますが納品は今月でも、入金自体は翌月末のため、ホントにお金のやりくりがギリギリです。。。というかマイナスです。。。
対応している案件は、ほぼ東京のお仕事でよくあるリモートでの制作という感じです。
このように、インターネットが整備されている現在では、売上のたて方はやり方次第だと思っています。
直近の課題としては、教育事業にシフトするために現在のフロー型のビジネスモデルを、どうやってストック型にするかだと思っています。
3. ビジョンの達成度
いままで影響力、マネタイズと話してきましたが、これは読者の方により読んでもらえるように良いものを先出ししています。
つまり、現在はビジョンの達成度が一番壊滅的な状態です。。。
先述したとおり“福島の子どもたちにも、平等に優れた教育を受けることができる社会の実現”をビジョンに掲げていますが、全く教育事業を開始できておりません。地元の私立の教育機関や、同様のビジネスをやられている方々との助力を頂けそうな導線はできてきましたが、事業自体はスタートしておりません。
この一番やりたいことをやるためにも、マネタイズや資金調達を急務としていきます。
終わりに
影響力、マネタイズ、ビジョンの達成度についてお話しましたが、これらに全て共通しているのは若いうちに始めた方が良いということです。今の時代、学生起業家の方々も多くいますが何かと取り上げて頂いているのは、やはり20代という年齢の若さがあると思います。
また、創業当初はお金も実績もないので、どの法人もやはり最初は”体力勝負”になるのではないかと思います。そういった諸々の要素を考慮すると、ある程度の稼げるスキルが付いたのであれば見切り発進ぐらいがちょうど良いかと個人的には思っています!
その他、ここに書ききれていない地方起業のリアルはまだまだたくさんあります!
次回の連載もご期待下さい!
投稿者プロフィール
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福島の子供たちにより良い教育の機会を与えたいとう思いから、2016年9月14日に「一般社団法人 福島ブースター」を設立。1991年生まれの20代ふるさと起業家(地元で起業した人のこと)で、Webサイト制作やプログラミング教育を福島で行っています!
埼玉大学経済学部出身で、大学2年の時に1年休学してカナダへ語学留学へ、そして帰国後は続けて韓国の大学へ6ヶ月間交換留学へ。帰国後は都内のITメガベンチャーに就職し、法人営業を経験後、システムエンジニアとして楽天に常駐していました。
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