子育てや家事に追われるママでも諦めない!在宅ワークでやりたい仕事を続ける3つのコツ

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パラレルキャリア通信・南アフリカ在住ライターの村上萌です!

以前の記事で子育てをしながら、旦那の転勤先である南アフリカ共和国でライターとして在宅ワークをしていることをご紹介させていただきました。

子どもも成長し1歳を迎え、活発度は急上昇。日中は歩いたり、階段を上ったりと動き回り、パソコンを開こうものなら母の膝に乗りキーボードを連打。全く仕事になりません。(笑)

 

南アフリカ滞在期間が残り短いこともあり、保育園は日本へ帰ってからスタートする予定で、仕事に取り組む時間がどんどん減りつつある今日この頃です。

しかし、それでもできる仕事は続けたい!と、やりくりしながら欲張りに仕事を続けています。

 

そこで今回は私の実践している、子育てや家事などによって制約のある環境でもやりたい仕事を続けるコツについて、僭越ながら書かせていただきたいと思います!

 

 

 

【コツ1】マイルールでメリハリをつける

まずご紹介したのは「マイルール」の設定です。生活や仕事についてマイルールを作って、「やること」、そして「やらないこと」も決めてしまいます。

 

(1)時間の使い方についてマイルールを決める

一番の課題となるのは、やはり時間です。

そんな時間の使い方については、以下のようなマイルールを持って過ごしています。

 

納期までに余裕を持って仕事計画を立てる

・計画は柔軟に変更する

・子どもとの時間は子どもに集中する

 

前提は「無理な量を受注しない」というところですが、その上で余裕を持って仕事計画を立てるようにしています。

平日に仕事ができるのは基本夜中や明け方のみであることに加え、息子は夜目をさます頻度が多いので(ひどいと1時間に1回ペース)計画通り進まないことも多いです。

そんな時は計画変更して、思い切って一緒に寝てしまうこともしばしば…。それでも、どうにかやりくりしています。

 

 

(2)調子が良い時は、夜中に一気に仕事する

計画を柔軟に変更する代わりに、子どもが寝静まった深夜から朝まで、体調が良ければ一気に仕事をしてしまうことも多いです。

多少睡眠不足でも子どもと一緒に昼寝をしてしまえば、日常生活には支障は出ないので意外と効率が良いです。

 

 

(3)週末に集中仕事タイムをつくる

平日はご紹介の通りどうしても息子に合わせたスケジュールになるので、週末には半日、旦那に子どもをお願いして集中仕事タイムを設けています。

最近はスタバでよく仕事をしています。

余談ですが、スタバは昨年サハラ砂漠以南のアフリカに初めて進出して、今年に入って近所に立て続けに3店舗できたばかり。フリーWi-Fiが使えることに加え、周りも同じように仕事をしている方が多いので治安的な意味でも安心です。

 

 

(4)週に1回はごはん手抜きDAYをつくる

子育て+家事+仕事に加え、作業量は少ないもののボランティアの仕事も現在2件抱えており、隙間時間だけでは全部をこなすのが無理なので、週に1回はごはんを手抜きにします…。

日本のようなコンビニ食品や冷凍食品のバリエーションがない南アフリカ生活では、普段はしっかりごはんを作らねばならないので、少しくらいは許してね!ゴメンナサイ!

手を抜くことをルールにしているというこの体たらく、けど気持ちは楽になって良いです。

 

 

(5)忙しくてもリフレッシュする瞬間をつくる

私の場合、家族でゆっくりおしゃべりするのが好きなので、みんなで近所のカフェに行ってのんびり過ごしたりすることでリフレッシュしています。

 

(筆者撮影)

平日は旦那も仕事が忙しく、ゆっくり話す時間もあまり取れないので週に1度はこういう時間が取れると気持ちがほぐれます。

 

 

 

【コツ2】自分なりの「仕事を続ける目的」を言語化しておく

ここまで色々御託を並べてしましましたが、実際には自分の思い通りにスケジュールがコントロールできないので、根性を発揮して寝不足でもやりきらないといけないことは多いです。

それでも今の仕事を育児と並行して続けてこられたのは、「環境の変化があっても、家族で一緒に過ごすことのできる柔軟なライフスタイルを築こう」という目的を、赴任当初に明確に言語化していた効果だと思っています。

 

南アフリカに来る前には人材業界の営業職をしていた私ですが、この目的を果たすために旦那の駐在という期間にライティングという新しい武器を身につけようと決意し、駐在スタート後すぐからトライしてきました。

 

(出典:ぱくたそ)

 

仕事以外にもフルタイムの語学学校に通っていたことに加え、早い段階からボランティア活動も行っていたので、出産前もそれぞれのことと並行しての仕事スタイル。

コツコツ続けてきたおかげもあり、3年目に入った今年は今まで以上に仕事の機会を頂くようになりました。今は、時間さえあれば本当はもっと書きたい!という欲に掻き立てられている毎日です。

 

これはあくまで私のケースなので、個人的には目的は自分に合っている内容であれば、それぞれなんでも良いのではと思います。

家計のため、スキルアップのため、興味があるから…置かれる環境によっても違うといますし、ひとまず始めてみた上で「こんな風になりたい!」と後から整理して考えてみるのも手かもしれません。

 

 

 

【コツ3】自信がなくてもまずは続けてみる

また、この働き方を続けるなかで気がついたのは「続けることで開ける道がある」ということです。

ロールモデルがいるわけでもなく、東京でフルタイムの仕事をしていたときに比べれば仕事に費やす時間が長いわけでもなく、本当に手探りです。

 

(出典:ぱくたそ)

 

また、このような働き方をスタートする前に思っていた「当たり前」とは違う働き方をする上で迷うことももちろんあります。

 

「これじゃあ、働いているうちに入らないよな…」
「昔の同期は今こんなことやってるみたいだけど、私は…」

 

なんて、正直自信をなくすことも少なくありません。けれど、新しい働き方をし始めたからこそ得られたスキルや、クライアントさんとの出会いがあるのも事実です。

特別な経歴や能力があるわけではない平凡な私ですが、仕事を継続して任せてくださる方々がいる。お願いいただいたことに責任を持って応えたい。そんな気持ちで一歩ずつ進んでいます。

 

 

 

この働き方が「正解」なのかは、これからの自分次第。だからこそ歩みを止めない。

今回「子育てや主婦であるといった生活に関する制約がある中で、やりたいことを続ける方法・コツ」というテーマで執筆してくださいとご依頼いただき、自分自身色々悩みながらここまで書かせていただきました。

 

正直、時代の最先端を行くハイパークラウドワーカーママやハイパーフリーランサーママはいくらでもいる時代で、私などが偉そうなことは全く言えないという気持ちが正直なところ。

 

一方で「この働き方でいいのかな?」と制約がある中でも新しい挑戦をして、私と同じようにもがいているママさんは実は多いのでは、という思いもあります。

 

(出典:ぱくたそ)

 

私個人の所感としては、今はまだこうした働き方が「正解」なのかは自信がないけれど、この先の自分次第で「正解」にできるかが決まるという気持ちが強いです。

 

この経験をどうこれからの働き方に繋げていくのか、仕事として発展させていくのか。

そんな風に考えを巡らせると、子育てなどの制約がある中でも今やりたいと思う働き続けることで、「キャリアの中断」は実際にはないんだなということも改めて実感しています。

 

自分の仕事に誇りを持って、小さくても1歩ずつ頑張ろう!そんな気持ちで私は引き続きコツコツ取り組んでいきたいと思います^^

投稿者プロフィール

村上 萌
村上 萌
静岡県・三島市在住のママライター。 東京で人材系企業に営業として勤務した後、2015年に夫の転勤により南アフリカ共和国への転勤をきっかけにライターへ転身。ライター×教育NGOボランティア×子育てのパラレルキャリアを経て、2017年末に帰国。

現在は1歳の男の子を育てながら、働き方やキャリアに関する記事執筆に加え、伊豆地域の文化振興やローカルニュースの発信も手がける。「ローカルキャリア」が目下の関心テーマです!
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