【開催レポート】同世代コミュニティをやってる人、気になる人が集まる夜

Pocket

同い年。それだけでグッと心の距離が近くなる。

同じ時代を生きてきたからこそ、何も言わずに分かり合えることがある。

同じ年齢だからこそ、純粋に尊敬できる人がいる。

そんな同い年の魅力を活かし、3月10日に同世代コミュニティを運営している人たちを集めたトークセッション&交流会を開催しました!

トークゲストはこちらの4名!

千代窪 将大 (Yukihiro Chiyokubo) | 三十路祭り1987-1988代表 / 87年会運営

87年生まれ。北海道釧路市出身。
精力的に活動する同世代から多くの刺激と焦りを受けたことで視野が広がったという原体験から、同世代コミュニティの運営に関わる。
2018.2.11に渋谷ヒカリエにて開催され、1,000人超の30歳を動員した、日本最大の三十路の祭典「三十路祭り1987-1988」では代表を務めた。
普段は「雇われ起業家」として、フリーランスで新規事業立ち上げコンサルを行なう。

早野 龍輝 (Ryuki Hayano)  |88年会主催
88年生まれ。2012年、東京大学文学部卒業後、中経出版に入社、書籍編集者としてのキャリアをスタート。入社前の大学4年次から出版社同期入社のメンバーをネット上で募集し、「同期入社オフ会」を開いたのをきっかけに、イベント主催者として活動するようになる。入社後も同期の飲み会を開催後、社会人2年目には広く一般向けの社会人サークルイベントを企画するようになる。社会人3年目、87年会のイベントを見たことをきっかけに、同世代コミュニティを作るべく88年会を設立。2014年に25歳の同世代を集めたイベント「Happy☆Quarter of a Century」を開催。同イベント終了後も盛んに同世代イベントを開催しながら、「同世代が集まれる場所」をつくるべく、イベントスペース「TOKYO PRODUCERS HOUSE」経営を思い立つ。2015年、弦本ビルと出会い、TOKYO PRODUCERS HOUSEを実現する。2015年、イベントスペース経営を理由に会社を退職、自営業となる。

矢野 優介 (Yusuke Yano) | 96会運営
96年生まれ。早稲田大学人間科学部3年。埼玉県所沢市出身。
2018年テーマは「自分の人生を生きる人を増やす」
株式会社ジョブライブで2年夏からのインターンシップで、コワーキングスペースTOKYO PRODUCERS HOUSEのコミュニティマネージャー。 自ら仕掛ける学生の交流会”学生プロハナイト”、社会人×学生で多様な生き方を知れる”生き様カイギ”を主催。これまで200人以上を動員。それぞれ、富山、島根、名古屋へ地方展開中! 2017年11月に1996年生まれでライフイベントを超えて”やりたいを実現するコミュニティ”、96会立ち上げ。 2016年5月に北海道京極町にて学生×地域で、町内の挑戦の総数を学生から増やす団体、”きょうごくプロジェクト”を立ち上げ。 リクルートホールディングスBUSINESS GROWTH Internshipで新規事業立案/SpiceUpSriLankaでスリランカでの広告営業。

三宅 貴展 (三宅貴展) | 16世代コミュニティ運営
93年生まれ。東京都赤羽出身。
社会人になってから、社外の繋がりが少なくなったことを期に2016年に社会に出た人限定のコミュニティを運営。
都内のIT企業に新卒で入社し、いきなり大手地銀との事業を担当するも、大失敗。
その後、ECサイトやPOSシステムの営業を経験後、現在はIoT事業の営業・アライアンス・事業計画の作成など事業部化に向けて悪戦苦闘中。

16世代コミュニティを運営し始めたばかりの三宅さんから、コミュニティ運営をしている3名へ質問をする、という形でトークライブを行いました!

コミュニティを作った背景と目的は?

千代窪:自分が作ったコミュニティではなく、もともとあった87年会。各地にも広がっていて。代表の掲げていた「日本を元気に!」に共感して色々と集まってきてくれました。

早野:87年の人々がやっていた25歳イベントをやりたいという思いから始まりました。イベントで終わりではなく長期的に、どんなときでも繋がれる仲間がいることの強み。いつでも仲間と会える環境を作りたいという思いをもって始めました。
当時25歳、ビジョンが甘いと言われることもあって悔しかったときもありました。どうしたらわかってもらえるだろうと試行錯誤し、なんで僕たちがこれをやっているのかと話せるようになりました。結果としては活動は収束しましたが、目的は達成できたと思っています。

矢野:88年生まれからプロハが生まれたり、「88年生まれ」というだけで仲良くなって、何かが始まっている状態が単純に羨ましいと思いました。今、96世代でバリバリやっているメンバーは上の世代と交流することが多いけれど、そこを繋ぐ同世代のコミュニティがあったらいいのではないかと。関わってくれるメンバー、ひいては全ての96世代が「何かやりたい」と思った時に、やりたいことを見つけられて、それをやれる場にしたい。ここが1つの居場所になるように。最初は自分主導でやっていましたが、今は自分が関わっていなくてもそれぞれ主体的に動いているので、いい状態になってきたと思います。

運営はボランティア。スタッフのモチベーションの維持方法は?

千代窪:もともと集まっているメンバーが三十路祭りに興味があったから、自分からやりたい!と集まったメンバーが最低限いました。プロハでメンバーが集まって2017年の5月からミーティングをしていました。
開催会場をヒカリエに決めましたが、会場費が大変な額。そこでメンバーの覚悟が決まりましたね。もともと、代表はいなかったのですが、夏くらいに人が増えてきて、代表を置いた方がいいという話になり、立候補と選挙がありました。(笑)
自分はリーダーシップがある方ではないので、三十路祭りで参加者に何を伝えたいか、目線合わせをしたことですかね。

矢野:メンバーとの対話の時間を大事にしています。対話の中で彼らが心からやりたいことを探る。その中で96会のビジョンや思いに一致する部分があれば「それ96会でやろうよ!」と提示して。
団体の運営をする中で「団体運営」を目的にしないで欲しいという話をよくしています。今関わってくれているメンバーの人生を豊かにするための手段としての”96会”でありたい。
あとは将来”人”と関わる仕事をしていきたいと言ってくれている子がいて、その子が人事部として、運営メンバーとの1on1ミーティングなども行ってくれています。頼もしい限りです。

三宅:お金でもめたりはなかったですか?

千代窪:加入するときの規約にも書いたのですが、会場がヒカリエになり、費用がかなりかかることが決まったので、実行委員になるときには参加費を払って入ってもらいました。黒字になったら返すと伝えました。

三宅:96会はどうですか?

矢野:イベントで収益を得ています。各イベント、黒字にはなっています。次のイベント開催用に繰り越したりをしています。

三宅:集客はどうしていますか?

矢野:同世代に絞って、招待制でやっています。関係値ができているのでやりやすいですね。

千代窪:87会は当時、Facebookのイベントページや、こくちーず、Peatix等、色々なイベントサイトに登録していました。毎月やっているイベントだったので、リピーターが多かったですね。

早野:88会は、LINEグループを使っていました。イベントに来た人はまず全員グループに入れて、情報を流していました。

就職や結婚、転勤。運営メンバーの変化にはどう合わせるべき?

千代窪:87年会はそれぞれがどんどん忙しくなり、コミットできなくなってしまいました。解決策が見えないまま、自然と停滞していった感はあります。

早野:25歳のイベントを開催することが元々のゴールだったので、その後は徐々に活動は減りましたね。今は年1回程度、飲み会があるくらいです。

矢野:自分たちは学生なのもあり、比較的時間があります。96会も、活動を始めて半年くらい。長い目で見て、おじいちゃんになったときにみんなでゲートボールができるような関係性を続けたいな、とみんなでよく話しています。

三宅:これから社会人になったときはどうしていきたいですか?

矢野:活動頻度は落としても全く問題ないかなと思っています。現在積極的に動いているメンバーが動けなくなったとしても、プロジェクトはそれぞれリーダーがいてその子主導でやっていますし、休学している子や個人事業主として活動しているメンバーがいるので。
何より、団体運営は目的ではなく、みんなの人生における”手段”として考えているので、みんなの人生の中で”96会”の優先度が低くなった場合は、それ相応の団体であるべきだと考えています。

三宅:学生ならではの部分もありますよね。社会人になってからのお二人はどうですか?

千代窪:社会人2年目、3年目のとき、仕事の余裕が出たときに87会のコミュニティに入りました。そこから視野が広がりましたね。1年目は仕事しかしていませんでした。

早野:社会人経験が2年くらいあれば話しやすいと思います。どこかの業界で働いていた人として同世代のコミュニティに入ってくるとまた広がるので。

当日、なんと90会の運営メンバーが参加してくれていました!逆質問をきっかけに、90会の方にもご意見を頂きました。

矢野:90会は運営が1年交代制と聞きました。実際のオペレーションの中で感じたメリット、デメリットはありますか?

90会:やりたい人がやる、というのが一番いいと思っています。やりたい!と決めて入ってくるほうが熱量があるので盛り上がります。ですが、1年かけて分かり合えたメンバーが解散しなければいけないのはさみしいですね。同じメンバーで継続はしてはいけない。残りたい人は残ってもいいけど、同じメンバーではできないので。

矢野:90会が始まったきっかけは?

90会:お客さんとの距離が近い居酒屋で働いていたのですが、同い年の人と出会うことがあったんです。同い年とわかるとハイタッチしたりして。同年代というだけで面白いことができそうだと思いました。僕自身はただ「楽しいことしよう!」と旗を振って、周りの人が集まってきてくれて、自然と始まるといういい状態が作れました。

参加者からも質問をいただきました。

Q:飲み会やBBQは人が集まりやすいと思いますが、これはお勧めしない、というものはありますか?

早野:タワーマンションの一室を借りてケータリング料理を頼んだりと、おしゃれにやるのも良かったけど、単価も上がってしまうし、少し怪しくなってしまうこともありました。3000円くらいの手軽な価格で、自分たちに身近なお店でやる方がいいなと思いました。

千代窪:87年会でファッションについてや、モテ養成講座をやろうとしました。主催側は面白いのですが、参加者的には参加しづらかったようで、人が集まらなくて開催中止になりました。参加者目線で考えることもやっぱり大切ですね(笑)

矢野:メンバーが義務感でやっているものはやめた方がいいかなと思いますね。まだまだ課題ですが、企画立ち上げ当初の目的を思い返す機会を作ったり、「このメンバーとやりたい!」と思えるようなメンバー同士の関係作りには時間をかけています。

「やりたい!」の最初のモチベーションが続くために必要なことは?

早野:モチベーションは3段階あると思っています。それが、興味、感謝、お金。まずは興味から始まり、次は参加者からの感謝の言葉。例えば、関わったイベントに来た人から、友達が増えた、ありがとう、と言われると嬉しいですよね。ただ、感謝も少しずつ慣れてしまうので、最後は利益や報酬になると思います。僕はマネタイズする前に運営が終わってしまいましたが。

千代窪:お金よりも、人とのつながりや、やってみたいと思っていることをテストできる環境になることが大事だと思います。普段の仕事では経験できない役回りにも挑戦できるので、関わった人の人生においてすごく大きな経験となります。

矢野:関係を作ることですね。何か企画を始めるときは、まずはメンバー同士で仲良くなるための飲み会をひらいて最初の何回かは交流を大切にします。そこから何がしたいかを深堀って企画の形を詰めて行きます。
つい先日は、96会で村を作ろうという話をしていました。それぞれの特技を生かして、お金という価値ではなく、感謝や技術で成り立つ状態を作りたいと思って。イベントの利益やクラウドファンディングをやろうか、と話はしていますが、まだ実現には至っていません。そこへの布石ではありませんが、現在は農園を盛り上げるプロジェクトや無人島でのサバイバル企画も進行しています。
人との出会いは一番の財産ですし、お金に変えられない価値があると思います。

交流後に皆さんから一言ずつ感想をいただきましたので、一部をご紹介します。

・色々な世代から学ぶいい時間でした
・「同い年コミュニティはいいな」と感じられたらいいと思ってきましたが、やっぱりよかったです!
・92年会やろうと思います!
・色々とヒントや学びがありました
・こういうイベントに初めて参加しましたが、今自分が進めていることを頑張ろうと思います!
・久しぶりに仕事以外に色々な活動をしてる方の話を聞けて刺激になりました。仕事以外の場でやっぱり話を聞くことは大切だと思いました。
・95年会があったことが発見でした。同世代パフォーマー向けのイベントをしたいです。
・夢や目標をもって努力されてる方の話を聞いて、自分も負けてられないと思いました。いい刺激になりました!
・横のつながりが欲しくて来たのですが、普通に楽しんじゃいました(笑)色々な気づきもあり、学びになりました。
・こんな風にしたら楽しくなるというメソッドが聴けて良かったです。つながりができてうれしかったです!
・もう一度コミュニティの運営について考え直してみたいと思いました
・こういうところに集まってくる人はキラキラしていて、刺激になりました。
・自分が所属しているところとコラボできたらいいなと思いました
・自分の世代以外にもコミュニティを成功から失敗まで聞けて良かったです

同世代をテーマにしたイベントをしてよかったと思いました。

イベントやコミュニティ運営をすることが普通になっていて、何に価値があるのかわからなくなっていたので、自分たち自身も見つめなおすことができました。

次回の開催は未定ですが、また今後ともよろしくお願いいたします!

投稿者プロフィール

TOKYO PRODUCERS HOUSE
TOKYO PRODUCERS HOUSE
毎月、若手社会人のための交流会イベント「プロハナイト」を始めとして様々なコンテンツを企画しています。プロハでは、あなたの「やりたい」を形にするお手伝いとその場所を提供します。 会員同士の活動から化学反応が起こって、みんなで一緒に発展していけるようなコミュニティです。
Pocket