都会での仕事を捨て、地方からフリーランスの生き方を見つめ直すという決断

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(出展:ぱくたそ)

※転載記事:ぼりログ

 

 

こんにちは、板前という肩書きを捨て、行動から制限を取り払った為、実質無職のような立場の元板前「ぼり」です。

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ここ最近は日銭だけ稼げればいいかと思って日雇い肉体労働のバイトをしていたら、炎天下での作業によりこんがり黒焦げになりました。痩せてはいません。

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(出展:ぼりログ)

冒頭からふざけた滑り出しですが、ちょっと真面目なお話とご報告を。

 

7月いっぱいで、現在管理人として関わらせて頂いている三軒茶屋のシェアハウス「ハイパーリバ邸」を出ることに決めました。

 

この決断による感情的な部分はここに書き起こしてあります。

ハイパーリバ邸での1年のことについては、後日ハイパーリバ邸ブログにて更新します。

 

 

この記事では、今後どうやって自分の人生を作っていくのか。

誰得だよって話かもしれませんが、自分の心の整理をここに書き起こします。

 

 

 

8月より千葉県の浜金谷に移住します

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(三軒茶屋から浜金谷へ)

千葉県の浜金谷というところに「まるも」というコワーキングスペースがあり、そこで1ヶ月毎の区切りで「田舎フリーランス養成講座」というものが開催されています。

 

※詳しくはこちら

田舎フリーランス養成講座 | 地方独立を支援する移住型体験プログラム「田舎フリーランス養成講座」の公式サイトです。

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(出典:田舎フリーランス養成講座)

この講座では、自分の実現したい生き方の為に、フリーランスとして必要な知識や心構えなどを講師も受講生も1ヶ月泊まり込みで教えています。

 

これが実際に卒業した方の記事。

社会で消耗する君へ、たった半年だけ田舎に移住して気づいた人生においてあまりにも大切な4つのことを伝えたい

 

*記事中より引用

  1. 働き方の多様性を知っておく
  2. 他人は自分の映し鏡である
  3. 消費よりも生産を
  4. 自分をさらけだす

ぼくは半年間の田舎生活を送ったことで、この4つの大切なことに気づかされた。

 

めちゃくちゃいい「居場所」になっているのが伝わってきます。

 

この場で、講師として住み込みで受講生のみなさんにぼくがお伝えできる全てをお話させていただきます。

 

ぼくがお伝えするのは…

目標の定め方、自己理解の深め方、発信に関することと、クラウドファンディングについて。

 

先日、クラウドファンディングにて支援を募り開催したクラウドファンディングのイベントでもお話させて頂いたのですが、ぼくはクラウドファンディングはただのプラットフォームではなく、挑戦の概念だと思っています。

フリーランスで生きて行くということは1人で生きて行くということではなく、一個人として多くの方と関わっていくことだと思っているので、自分という個人が一人では達成できない目標を立てたとき、どういった行動を起こしていく必要があるのか。

 

そんなことを含めて、ぼくは受講生の方の「自分の今後の人生をどう展開していきたいのか」という目標を定める為のお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

 

 

 

今後の目指す先

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(出展:ぱくたそ)

ぼくは、昨年の夏、1年前に都内の料亭を退職しました。

そこから、かなりの迷走をしながら、「自分の生きたい人生」について考えてきました。

そして3ヶ月ほど経ったとき、自分がどうしていったらいいのかわからず、本当に心が潰れかけたんです。

 

すがる思いでフリーランス生活が長い先輩に相談したとき、「ぼりくんは今、何ができたら一番楽しい?」と突然聞かれました。

急だったその質問から、口から出てきた答えは「田舎でBBQがしたいです」。

 

 

今思い返しても頭の悪い回答だと思いますが、本当に単純にそれがしたいんだなーって実感しました。

 

 

そこからの頭の整理は早くて、自分が本当にしたいことはなんなのか。

そもそも「BBQがしたいって何で?」などと、ひたすらそれについて考え、ようやく実際の形になる目標ができました。

 

田舎に拠点を持ち、今を変えたい人のサポートをしながら、都会と行き来するような生活がしたい。

 

この目標にはこんな想いがあります。

  • 関わってくれる人と時間をかけて向き合いたい
  • 関わってくれる人の心に残る人になりたい
  • 関わってくれる人の「きっかけ」になりたい

自分と向き合う時間を経て、ぼくの中で「人との関わり」が本当に大切だということに気づきました。

 

これが、自分の純粋な欲望を突き詰めた結果の「目標」です。

 

 

この目標の先については後ほど書きますが、ぼくは「まるも」で、フリーランスとして独立されたい方に対して、お伝えできることを最大限にお伝えしながら、講師という立場ではありますが、「拠点づくり」のためのコミュニティ運営について、経営を含めて学ばせて頂きます。

 

 

 

今後の展望

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(これから行く金谷のコワーキングスペース「まるも」)

昔、「10年後に地元金沢に自分の店を出す!」と、当時のmixiで大口叩いて田舎を出たぼくにとって、将来の形を宣言して行動することは、柔軟さを失うと経験したので、はっきりと決めきってしまうのは辞めますが、こんな感じで考えています。

  • 年内→「まるも」にてコミュニティ運営とアドバイザーとしての勉強
  • 年明け→高知県のNPO法人「ONEれいほく」の矢野大地さんの元に金魚のフンみたいにくっついて回って、法人としての勉強
  • 4月→地元石川県の「穴水町」に移住し、能登地方に特化したローカルメディアの立ち上げ、取材、記事の執筆
  • 夏→中長期滞在型のゲストハウスの立ち上げ(起業)

 

地方移住希望者の方が、いきなり人生を賭けて地方移住して、「思ってたのと違った」と失敗しないように、期間を決めて「地方移住体験」を行える施設を立ち上げます。

 

来年の4月から夏にかけて穴水の色んな方に取材を行う中で、多くの地元の方と繋がり、地方移住希望者との橋渡しができるようになりたい。

 

地方移住希望者と地域の方を、そして、都会進出を考える地方の方にもアドバイスや紹介を行えるように。

 

ぼくは、その施設でメンターを務めながら、毎日ではなくても、宿泊の方の御飯を作ったり、一緒にBBQをして、一晩限りのお客さんとしての関係ではなく、ある一定の期間を共に過ごす「共同生活」の中で訪れてくださった方と深く繋がっていきたいと思っています。

 

  • 料理
  • ライティング
  • 発信力
  • コミュニティ運営

これが、現時点でぼくの持っている力です。これらを更に伸ばし、自分の実現したい将来を手にいれる。

全てを掛け合わせて実現する仕事が「ぼりだからこそできること」だと思っています。

 

 

 

まとめ

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(出展:ぼりログより)

今後の自分がどうなっていくか、真面目に考えなければいけないことかとも思いますが、楽観的にも考えていきたいと思っています。

ちょっとの余白を楽しめるような人生に。

 

結局ただの無職の報告でしかありませんでしたが、今後もブログやSNSを通じて自分の活動は発信してきたいと思っています。

 

今後とも、「ぼり」をよろしくお願いします。

 

 

※本記事の提供元はこちら

投稿者プロフィール

大堀 悟
大堀 悟
勤めていた都内の料亭を退職し、「店を持たない板前」として、オンライン料理サロンの和食担当講師、出張調理、イベント出店、飲食店代理店長として活動。飲食に携わる人間が「店を持つ」以外の目標を持っても活動できるということを体現する為に日々奮闘中!
ブログでは飲食に関わる人間の働き方に関することを、実体験ベースに綴っていきます。
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