【働き方を考える】北欧の有給はこんなに違った!年間4週間の休みがもらえる働き方って?

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みなさんこんにちは!北欧フィンランド在住のAoiです。

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私はフィンランドでブロガー、そしてフリーのデザイナーとして個人事業主として働いているので、世間でよく知られいている、北欧(フィンランド)のワークスタイルを実際に自分自身で感じたことがまだありません。

 

しかし、夫のとても自由な職場環境や、フィンランド人の友人たちから仕事の話を聞いたり、彼らの日常生活を見ていると、

日本とフィンランドの仕事環境に大きな違いがあることには一目瞭然。

 

なんてったって平日の夕方5時頃、白夜で晴れた明るい空の下、ベビーカーを押して子育てに励む、父親の姿を街中でちらほら見かけることの多い国なのですから。

 

近くの公園を通り過ぎる際、父親が子供と遊んでいる姿や一緒にお散歩しているところなどを何度も見かけ、まるで今日は休日だったのか?と疑ってしまうほど、家族で過ごす時間が非常に多い暮らし方であることが見受けられます。

 

そこで今日は、フィンランド人の一般的な勤務時間から、有給、そして副業について少し書いていきたいと思います。

 

 

 

◆フィンランドでは、17時退社が一般的

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(出典:スオミの旦那と一生一笑

フィンランド人の一般的な会社員の退社時刻は、だいたい16時、17時あたり。

朝早くからきっちり8時間労働で(職種にも違いはありますが)だいたい残業もなし。ですから、17時頃に退社した後に子供と公園で過ごしたり、家で一緒に映画を観たり、または夜間の学校で勉強、ジムに行ってスポーツなど、平日でも有意義に過ごせる会社員が非常に多いのです。

 

もちろん職業にもよります。知り合いのバスドライバーは、夜間勤務などがあるため1日12時間ほど働いている人もいらっしゃいます。しかし、そういった日の翌日はもちろん遅番出勤、または早退など、一人ひとりできるだけ働きやすいシフトが組まれているようです。

 

私たち夫婦も仕事の後、夜に出かけることが多いです。夕方から森へ遊びに行ったり、晩御飯は外でピクニックをするなど、仕事の後のリフレッシュは欠かせません。

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(出典:スオミの旦那と一生一笑

 

 

 

◆社会人も夏休みがある国。フィンランド人の一般的な有給は?

フィンランド 働き方

(出典:alechan_fin

社会人も夏休みがあります。それが当たり前のフィンランド。

 

夏が近づくと「今年の夏休みは何する?」「今年は何週間夏休みがあるの?」と夏のバカンスを楽しみにする会話がそこら中で始まります。

しかも注目すべきは有給日数の長さです。

なんと4週間も取得できるのが一般的だそう。

もちろん夏限定ではなく、海外旅行に行きたいからと冬に取得したり、春に取ったりと期間をずらす人もいます。

 

例えば、私の義母、義父は毎年約4週間の休みをできるだけ2人で合わせて取得し、二人で海外旅行へ行ったり、ボートで海に釣りへ出かけたり、ゆっくり趣味に時間を使ったりと、長い休みをとことん自分の生活、趣味、目的の為に過ごしています。

仕事に追われる日々から一旦離れ、人生について深く考えたり、好きな時間を自由気ままに誰かと大切に過ごすって一番人間らしく、重要なことなんだと、彼らのライフスタイルから学ばせてもらう毎日です。

 

 

 

◆冬休み、クリスマス休暇は1週間

夏休みがこんなに長く取れた後も、冬のクリスマスは約1週間の休みがもらえるのが一般的。

この時期は家族と一緒にクリスマス、友達と年越しを過ごす貴重な時間であり、同じ時期に家族や友達が寄り添って年末を祝うのが毎年恒例。

 

有給取得率が他国と比べてかなり低い日本では、毎年働きすぎから来る体調不良や、過労死がかなり問題視されていますが、実際国全体での規制がまだまだ弱く、企業の制度や先輩の圧力などで少ない有給すら取れず、少しの休暇さえなかなか取れない人も多いはずです。

 

プレミアムフライデーの取り組みよりも、有給の日数増加や労働時間の厳しい取り組みを徹底してほしい会社員の方が多いのではないでしょうか。

 

一人一人が自由に、自分に合った時間を手に入れられる長期有給を、日本でも国全体で推進できるようになれば、子供のいる家庭や、新婚夫婦、働き始めてまだまもない社員が、仕事以外に目を向ける時間が増え、生活に余裕ができ、外部から学びやアイディアをもっと吸収できる暮らし方に変化するのではないかと思います。

 

 

 

◆副業は可能?

ほとんどの企業で可能だそうです。会社が個人の自由を奪うことはありません。

本業の退社時刻が一般的に夕方ですから、日常の空いた時間や有給などの休暇を使って、趣味を仕事に変えたり、ひょんなことから小さな事業を始めたり、自分らしく働くことができる社会です。

フィンランド人のある起業家が

「ずっと夢中になっていた趣味がいつしか企業となり、ブランドとなり、とっても幸せな一瞬に関わることのできる仕事を手に入れた。」

と幸せそうに話していたのを覚えています。

 

 

 

◆さいごに

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フィンランド人の夫は4週間の有給に対し、人間には絶対必要だと宣言しています。

「人は休むべきだ!1年に一度くらい、長期間仕事のことを忘れて自分のためだけに生きる時間が欲しい」と言います。

 

働くことは人生に必要なことですが、人間らしく自分らしく自由に人生を歩む為に、長い休息を取ることも同じくらい大切なこと。

日本の有給取得率がもっと上昇し、そして働く人々の時間の使い方がもっと柔軟に、自由になれる未来を願います。

 

私の運営するブログ、スオミの旦那と一生一笑はこちら。4コマ漫画とイラストでほぼ毎日更新中です。

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投稿者プロフィール

Aoi
Aoi
フィンランド在住。留学中に出会ったフィンランド人と恋に落ち、大学卒業後に結婚。現在フリーランスでDTPデザイン、グラフィックデザインなどを請け負う。2015年10月、北欧ライフスタイルと国際結婚、フィンランドの旅行情報等を連載する4コマ漫画ブログ[suomi-isshoissho]を開設。現在月間約30万PVを超え、さまざまな現地情報をユーモアたっぷりのイラストで届けるブロガーとして活躍中。北欧で自分らしく、のびのび働く夢を叶えるために奮闘中!そんなライフスタイルを書いていきたいと思います。
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